水槽を購入するその前に!用途で探す、失敗しない水槽の選び方
近年は美しい品種のメダカが次々と紹介されるようになり、観賞魚としての魅力もたいへん大きなものになりました。
ところがメダカは意外にデリケートで、場合によっては一週間もしないうちに一匹もいなくなってしまうことも珍しくありません。そこでここではメダカの性質に見合った水槽の選び方をご紹介していきたいと思います。
メダカは水面近くを好みますので水深はそれほど必要ありませんが活発に泳ぎまわるため、泳ぐスペースは十分に確保してあげます。
水槽の中に水流があると、流れに逆らって泳ぐ性質(走流性)を観察できますが、野生のメダカは流れのある場所だけでなく、流れのない場所にも生息していますので、水流は必ず必要というわけではありません。ただし濾過器はあった方が管理はしやすくなります。
このようなポイントを押さえますと、メダカを数十匹入れて群れを楽しむのであれば、60センチくらいで水深の浅い水槽がおすすめです。底にはソイルを敷き、水深の浅さを利用してセキショウなどの水辺の植物を葉が水上に出るように植えてあげれば、素朴な雰囲気が出ます。
また、変わった品種のメダカをじっくりと飼育してみたいのであれば例え高価な品種で少数しか飼えなくても、小さくて枠のない水槽を選べば見栄えがしますし、好みの岩や流木を入れて、それらしくレイアウトするのも楽しいものです。
【関連リンク】メダカの水槽(メダカ飼育ナビ)
種類別にみる観賞魚水槽の選び方はこちら。
小さくても管理のしやすい水槽。